こんにちは!
元局アナで、宅録ナレーター&朗読家のもよ@森野燿子です。
私が宅録をスタートした2019年に比べると宅録に関する情報が、たっくさん検索できるようになっていて、宅録ナレーター講座の受講生さんの中には、なんとなく録音できるからノイズを削除したくてiZotpopeを購入したけど、使い方がわからない(涙)
という方も、こられるようになっています。
確かに、ノイズ気になりますよね!
ナレーションの中に”プチ” ”クチュ”って いう音 なんとかしたい!って
この自分の口から発せられるノイズをリップノイズっていうのだけど
有料ソフトを使うととってもきれいに削除することができます!
ほんと すごいです!神ソフトと私は読んでます✨
でもね!この神ソフトを使う前に3つのことがクリアできているか確認しよう!
①反響
②音量
③ホワイトノイズ
大事なことは、録音したままの音質がどれだけよいか!
ということなんです。
録音したままの音質がよければ、整音も楽ちんですよ〜^^
①反響対策
自宅の机にマイクを設置するだけで録音した場合、必ず反響します。
しかも この反響 ヘッドホンを使わずに聞くとよくわかりません!
さらにBGMを挿入しちゃえば ぜんぜん わからなくなります(汗)
宅録を始めた1年間 反響に対する知識がなくて、私のナレーションはすべて反響してました!でも クラウドワークスのお仕事はとれていたので、月1万円くらいの副業をしたいという方は そこまでシビアに考えなくてもいけるかもしれません。
「しれません」というのは、私がやっていた頃より 宅録人口が増加していて、それに伴って、クライアントの方も、音質に厳しくなっているから。
この反響対策に関して、私がおすすめしているのが、おそらく検索していれば出会う宅録ナレーターが使っているコンデンサーマイクではなくて、ダイナミックマイク!
ダイナミックマイクは、コンデンサーマイクよりも音質は劣りますが、反響がマシ。
マシなだけで反響はするので ある程度の環境つくりは必要ですが、ある程度で大丈夫。
こちらの記事で、おすすめのダイナミックマイクを紹介してるので興味あればどうぞ!
②音量レベル
音量気にしてますか?
オーディオインターフェースのゲイン触ってますか?
これめちゃくちゃ大事!
という前に、USBマイクを使っていて「ゲインがない」っていう方は
「声量」と「マイクと口との距離」で調整してみてね。
整音後、−6dBあたりをいったりきたりしていればOKです。
③ホワイトノイズを抑える
環境が整っていないと全体に
「サーーーーー」というノイズ ひどい音になると
「ブオーーーーーーーーーーー」というような音が入っていることもあります。
このノイズを抑えることで 音質はかなりよくなります!
音声編集ソフト オーダシティのエフェクトでいうと
「ノイズ低減」を使うことで かなり軽減はされます。
されますが!環境を見渡すことで、エフェクトを使わなくても
ホワイトノイズを抑えることはできます!
例えば!
- エアコンのスイッチを切る
- 冷蔵庫などの振動音が出る電化製品から離れる
-
パソコンのファンの音が入らないようマイクとの距離を離す
(置く机を別のものにするだけでも変わります)
その他
受講生さんの音質改善をやっていて、上記以外に大きく変わった方がいます!
それはマイクの使い方!
マイクのどの部分で音をひろっているか みなさん意識してますか?
マイクの向きがまったく口元にあたっていない方がいて、そこを意識してもらったところ大きく改善しました!
まとめ
以上3つ(4つ)を意識して音づくりやってみて下さいね!
海外のプラットフォームでは、整音前の音声の審査があったりします。
整音前だから ごまかせないんですよね(汗)
宅録ナレーターが増えているので、日本の宅録ナレーター登録事務所でも、音質がもっと厳しく審査されるようになってくると感じてます。
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