たくさんあるナレーション案件どれに応募すればいい?
初めてクラウドソーシングでナレーション案件をみていくと
いろんな案件があって どれに応募すればいいんだろう?と悩みます
選ぶ判断基準を間違うと なかなか仕事が
とれないというケースもあります
たとえば 単価の高い案件
報酬がよいのですから 当然のことながら
大勢の方が応募してきます
ここにクラウドソーシング初心者が応募したとして
果たして合格できるのか?
ものすごく実力があり サンプルボイスがとても素晴らしければ
もしかすると 可能性はあります
が そうでないならば 高価案件をとることは
非常に確率は低いです
50人以上の応募の中から たった1人ですから
実績のない初心者が 多数に混じって
高価案件の仕事をとれるのかどうかは 別記事で書いていますので
興味あれば 読んでもらえたらと思います
また 自分が得意とするジャンル以外で
暗中模索的に応募して 受かる可能性はあるのか?
もし 仕事につながっても 長く続けるとなると
自分自身 苦しくなってくるかもしれません
それより
案件数は 少ないけれど 自分に合った条件の仕事を
根気よく待ち 見逃さず 応募すれば
仕事につながる確率は グッと上がるはずです
募集要項の何をみて 自分の応募すべき仕事を見極めれば良いのかを
考えたいと思います
クラウドに潜む悪に気をつけて
特に、初心者、新規の方は 案件選びのコツというより
選んではいけない案件を知っておいて下さい
クラウドの意味は ご存知でしょうか?
cloudは 雲ですよね 雲の中から仕事を探すという意味でも
なんとなくイメージが湧きますが
cloudではなく crowdなんです
crowdの意味を調べると
(秩序のない雑然とした)群衆、大勢、人ごみ、民衆、多数の、たくさんの
といった意味がでてきます
そうなんです 本当に秩序なく、雑然としていて
ありとあらゆる人たちが集まり、
仕事をしてくれる人を探す人と仕事を探す人たちの群衆
そんな場所だと思います
ですから とてもいい出会いもありますが
公序良俗に反するような案件もあるのです
少し前でしたが クラウドワークスで
あるスポーツ選手の誹謗中傷する記事作成の募集が
あり話題となったことがありました
それ以外に 私が出会った案件をご紹介します
ナレーションの仕事をする前に
クラウドソーシングって どんなものなんだろう?と
登録しばらく アンケートの案件をやっていました
その時に 口コミを書いて欲しい
という依頼があり 簡単そうなので 応募してみました
自分が行ったことのある店や買ったものの口コミだと思って
いました。ところが、依頼内容は
〇〇という店の口コミを読んで 似たような口コミを書く
というものでした
自分が行った場所でも 買ったものでもない口コミを
書くということに疑問を持ち 即座にお断りしました
もう一つ リライトの案件に申し込んだことがあります
原稿が送られてきて これをリライトして よければ採用しますと
言われたので 2時間かけて リライトしたのですが
不採用となりました
できがよくなかったから不採用だったのだとは思いますが
ちょっと モヤモヤが残りました
ランサーズでは このような報酬が発生しないテスト案件を禁じています
無報酬のテスト案件には 注意して下さい
その他 仮払いされず
チャットワークに誘導され、そこで仕事を依頼されて、
支払いされることなく そのままになってしまうケースなど聞いたことが
あります
✴︎仮払いとは・・・実際に仕事にとりかかる前に クライアントさんからクラウドワークス(CW)側へ支払いが行われ 一旦CWが預かり 仕事が納品されたことが
確認された時点で ワーカーに支払われるシステム
ただし これはクラウドワークスから 仮払いを確認してから
仕事にとりかかって下さい という注意メールが届きますので
そのへんを気をつけていれば 大丈夫です
クラウドソーシング初心者を狙うような人たちもいるらしいので
新規のうちは 十分気をつけて下さい
長くなりましたが
群衆の中に飛びこむので 玉石混合あります
疑問や不安を感じたら 迷うことなく クラウドソーシング会社に
問い合わせて下さい
クラウドワークスのプロジェクトとタスクって?
次に 依頼形式を知って 仕事を選ぶこともできます
プロジェクトとタスクとコンペという3種類の依頼形式があるのですが
ナレーションの案件は ほぼプロジェクトです
プロジェクトは 募集内容を見て やってみたいと思ったら
自分の簡単な自己紹介とサンプルボイスを送ります
クライアントさんは募集してきたサンプルボイスなどを
参考にして この人と思う方に声をかける感じです
声をかけてもらえたら
条件など話し合って 仕事を受けるかどうか決めます
声をかけて頂いても
条件が合わず 断られたり 断ったりする可能性も大いにあります
続いて タスク
少ないですが たまに見かけます
相談することなく即決なのがタスク
タスクは クライアントさんがお願いしたい
短いナレーション(1分以内くらいが多い)原稿を掲載していて
やってみたいと思えば その原稿を読んでファイルにして
クライアントさんに送ります
その送った声が本番です
クライアントさんは 送られてきた声を聞き比べて
当選者を決めます
当選すれば 即 報酬が支払われます
毎回ではありませんが 当選者と2番目に候補だった方にも
幾らかの報酬を下さるケースもあります
先ほど話したテスト案件に似てはいますが
これは当選者が発表されます
当選された方には 報酬が支払われるので
落選しても 納得がいきます
このタスク形式と言えば
Voip!という声優・ナレーターのオーディション情報サイトも
このタスク形式です
実は 私、このタスク形式で 一度も当選したこと。。。。。。
ないんです(涙)
でも Viop!の報酬は 3000円〜8000円くらいなので
興味あったら 挑戦してみて下さい
タイム通りに原稿を読むので 練習にもなります
しかし クラウドソーシングの案件では
タスクには かなり大勢の方が応募してくるので
当選の確率は かなり低くなります
時間がもったいないと思ったら プロジェクトの方を
選んで応募してみて下さい
ちなみに コンペは ロゴ制作、バナー制作、キャッチコピーなどで
企画を提案し クライアントさんが気に入った提案を選ぶというもの
らしいです
ナレーション案件では みたことはありません
ナレーションの具体的な内容で選ぼう!
ナレーションのお仕事といっても
お店で流れるアナウンス、企業VP、留守番電話など
さまざまありますが
クラウドワークス ランサーズともに
9割近く占めるのは
YouTubeで使われるナレーションです
その中でも 最も多いのが
YouTube漫画動画のナレーション募集
そして ほんっとに多い フェルミ研究所の
電ラン子さんのような声優さんの募集です
高齢の男性 若い男性 高齢の女性 若い女性
子供というように1人3役から4役ほどの
声を求めています
電ラン子さん
この方 めちゃくちゃ うまい!!!
滑舌もいいし 声もきちんと使い分けていて
テンポも良くて 感情表現もいいんです
ファンも多いそうで 納得です
が!しかし
電ラン子さんとのような感じでと条件に書かれているのに
初心者OKなんです
あり得ない!!
初心者が 電ラン子さんのようなセリフ回しできるのか???
とても疑問なんですが どんな方が合格されているのだろう?
ちょっと 本筋から外れましたm(_ _)m
漫画動画以外で 最近よく見かけるのが
ライン風の会話形式でのナレーションです
1人2役で 恋人 夫婦 ママ友達などの会話の
ナレーションをするというものです
ライン風の会話形式のナレーションには
まだ応募したことがないのですが
1人 何役もこなす声優の案件
これに受かったことがありません
落選が続いて やっと気づきました
声優とナレーターは まったく違いました
私がやってきたのはアナウンサー業なので
1人何役もこなす声優を求める案件は
私には 向いていなかった
実際 私が採用されたのは 雑学系のナレーションや
落ち着いて聞かせる朗読調のナレーション案件でした
なので 自分が何に向いているのか
自分を知ることが 大切になってきます
自分の特性を知った上で
自分に合った条件の仕事に応募することが
合格への近道です
声優を求める仕事が 圧倒的に多いですが
地道に探していれば コレだ!と思う案件に出会うことが
できました
大丈夫です!クラウドの世界です
きっと 自分に合った仕事が見つかるはずです
あきらめずに トライしていきましょう
まとめ
クラウドソーシングのたくさんある中から
正しい選択をして 少しでも早く 少しでも多く
仕事をゲットして下さい
- 初心者は 悪い人に引っかからないように細心の注意を!
- とりあえずプロジェクト形式を選んでみよう
- 自分を知って 自分を活かせる案件を選ぶ
いっしょに頑張りましょう!